往復小説 は、往復書簡や返歌をコンセプトに、参加者同士で小説によるコミュニケーションをとろうという試み。2017年に松里鳳煌が発起人となる。起点になる小説が投げられ、読んで返事を書きたい参加者が小説を書きコミュニケーションをとる。参加希望者は[お問い合わせ]より参加希望の旨ご連絡下さい。概要は[往復小説について]で随時更新。
2019年#6
天外黙彊
往復小説#6:「酒場にて」(掌編)
発信者:天外黙彊 赤ワイン 「私はどちらかと言えば、肉やチーズなど味のしっかりした食べ物とあいまわ。魚などの生臭い料理とは少し相性が合いませんの……」日本酒 「馬鹿言っちゃぁいけねんよ、酒に料理を合わせるだなんてもっての外。江戸っはテメエの
2019年#5
天外黙彊
往復小説#5:「公園のはなし」
発信者:天外黙彊「ワン!ワン!」 ポチは飼い主のタダオの手綱を強く引いてかん高く吠えた。「ダメダメ。公園にお前を連れ込むわけには行かないのだよ。ほら。」 公園入口に設置された“利用者案内”をタダオは指差した。全力で手綱を引くポチに構わず、タ
2018年#4
2018年#3
2017年#2
2017年#1
天外黙彊
往復小説#1-1-1:「葉」
往復小説#1:松里鳳煌:秋 → 往復小説#1-1:MASATO:葉書 → 往復小説#1-1-1:天外黙彊:葉 庭先のモミジはまだみずみずしく青々としている。今年はいつ頃紅葉こうようが見れるだろうか。「忙しいとは思うけど、たまは元気な顔見せて
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