話者:センセイ、マッサン、トッチャン
2017/5/10we:妖怪と現実との虚ろな関係を話しているうちに、センセイが「そっちのことなら幾らでも言えることがある」と実際に体感した奇妙な経験を語り出す。そこは仕事で訪れた古いマンション。恐らく戦後すぐ建てられたような佇まい。今とは異なる構造。マンションの中央に入る引き戸がある。センセイの体験から、現代は科学偏重主義になり過ぎて未科学(科学でまだ解明されていない部分)の存在を無いかのように疎かにしている問題点を指摘。(センセイは最終的には科学で全て解明されるのだろうが今はその兆しすら見えない科学レベルと捉える)マッサンは妖怪とはまさに日本における理解不能な事象や、受け入れがたい現実を「妖怪」に置き換えることで「先へ進む」手助けにしたのだろうと締めくくる。
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