話者:松里鳳煌
今後シリーズとして、人生を振り返って思うこと「通過点」をテーマに話していきたいと思います。昨今、様々な場である種の質問をよく目にするようになりました。「人生を振り返って、これだけはやっておけみたいなことはありますか?」等で、若い方の質問です。嘗ての日本では三世代に渡って同じ家に済むということは普通のことでした。密接な関係の中で、身近であった未来の自分の一つの姿、見本が、核家族化が進み肌で感じられなくなりました。「成長の時期」に合わせて傍にあった「生きる」見本が断絶したに思います。以後の世代は書物等でそれを求めたに思いますが、今は「本当にわからなくなった時代」に感じます。シリーズを通して自分なりに振り返ってみようと思います。
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