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放送:第百八十二回:映画007は二度死ぬ*後編*

話者:松里鳳煌

冒頭、前回収録の「007は二度死ぬ*前編」における三船敏郎さんの舞台裏エピソードから、日本人の国民性について話している。日本人には頑なに拘っていたにも関わらず流れが変わった途端に手のひらを返す軽率さがある。その行為は大切な文化や本流の価値観すら捨ててしまう危うさに通じる。裏を返すと、どんなに軽率に振る舞っても失われないという無意識下の普遍意識から来るとも言える。しかし現実には「守らない限り失われる危険は常にある」という話に。後半、007音楽について触れる。シリーズものの音楽は変化が乏しくなりがちだが、本シリーズは時代を背負った上で個性的な音楽と主題曲で今も輝きを放っているという話に。そして自身は知らなかった「007は二度死ぬ」の小ネタ等へ。

007は二度死ぬ:出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上司Mは不可能に近い任務を与えて彼を立ち直らせるため、00課から外交官課に異動させて7777号とし、日本へ派遣した。ボンドに与えられた任務は、日本で開発された暗号解読器を、公安調査庁長官のタイガー田中から入手することだった。田中は交換条件として、ボンドに「死の蒐集家」の暗殺を依頼してきた。

1964年東京オリンピック開催直後の高度経済成長期の東京を中心にロケが行われたため、ホテルニューオータニ、旧蔵前国技館、東京タワー、銀座4丁目交差点など、当時の東京の風景を随所で窺うことができる。

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