話者:センセイ、マッサン
ゲーテの話を引用するマッサン。自由や個性というのは原則あってのものであるにも関わらず勘違いしている人が最近(約200年前)多いと。センセイは「だから書なんかは正に原理原則なんだよね」と語る。更に「伝統に立脚しながら、人生を謳歌しながら、着実に芽生えていくようなもの」それが表現になる。書にしても映画にしても何にしてもそうではなかろうかと。マッサンはゲーテの話を引用し、当時から、やりだすより前に充分に味わうことが先では無いかと言われていたことを伝える。センセイは、現代で言えば映画ほど安く楽しく鑑賞出来る総合芸術は無いのではなかろうかと言い、亡くなった奥さんもそう言っていたと語る。
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