「秋か」
路上に花が開いていた。
遠目でもわかる。
写真家ゾルタン・ガアル氏のお力添えと、呼びかけに応えていただいたケチュメート・青森友好協会、本展開催にご尽力いただいたハンガリー・日本友好協会の会長並びに会員の皆様、博物館をはじめとした関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。
出会いは本人より作品が先だった。師の奥方より泰永書展を託された年、作品選別を手伝っていた最中にそれはあった。二×八尺横に書かれた流麗で美しい八分隷。目を奪われた。書作品で感動を得たのは師に次いで二人目。次々に選別される作品を見て、師への不躾を承知の上で「いただいてもいいですか?」と尋ね、次点を持ち帰ることが叶う。自室の欄間に飾り一人感動に浸る日々。「どんな人だろう」想起せずにはいられなかった。その年の書展で出会った際に、古典”名を聞くより”にあるように大きく乖離を感じる。それが森寛翠という書家を余計に私に刻むこととなる。
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所属する書道会、泰永会の本年度書展、第二十八回泰永書展~ハンガリー国際交流展~ の開催まで丁度一ヶ月とりました。謹んでご案内申し上げます。
会場一杯に大小様々な作品が来場者をお出迎えいたします。手前味噌でお恥ずかしいですが「書道展はどうも退屈」という方も一見の価値ある内容と思っております。芸術家である野尻泰煌氏が音頭をとった泰永会独自の寸法仕様。泰煌氏自ら額装した小品額。色鮮やかになった様々なサイズの紙軸作。ハンガリーでも好評を博し収蔵された自詠の隷書半切長条幅2幅を1枚に表装した圧巻の布軸作を新たに揮毫。会員からも絢爛豪華な連幅作が多数出展されます。大作と小品が一堂に会した書道展、それが今年の泰永書展です。
来賓作はハンガリーから。本年度四月~五月にかけて開催された泰永書展ハンガリー・ケチケメート市展より、親日でも有名な写真家ゾルタン・ガアル氏の作品です。日本を捉えたエキゾチックな大判モノクロ写真を多数公開。今年ハンガリーの科学技術館で開催された自らの個展「ゾルタン・ガアル写真展」にて展示された作品が多く出展されます。お近くへお寄りの際は是非お立ち寄り下さい。
泰永会ホームページ:https://taieikai.jimdo.com/
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