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タグ: 天外黙彊

天外黙彊:往復小説#5:公園のはなし

「ワン!ワン!」

ポチは飼い主のタダオの手綱を強く引いてかん高く吠えた。

「ダメダメ。公園にお前を連れ込むわけには行かないのだよ。ほら。」

公園入口に設置された“利用者案内”をタダオは指差した。全力で手綱を引くポチに構わず、タダオは改めて案内板に目をやった。