話者:松里鳳煌
私が子供の頃はとにかくアメリカで溢れてました。ドラマ、映画、特番、音楽、ファッション、とにかくアメリカです。憧れの対象として刷り込まれたと実感します。夏休みの楽しみといったら、私は外出するより、地上波における夏休み特集で映画等を観るのが楽しみでした。昼日中から許される限り観ていたものです。特に西部劇は浴びるほどで、私は西部劇を通し、「死」や「社会や人の理不尽」「哀」や「愛」という概念を学んが部分があります。数多ある西部劇の中で最も印象に残るのが本作。小学生当時に五回は観ているはずですが、驚いたことに内容がサッパリ記憶にありません。(笑)ただ子供心に複雑な思いを抱いたことが昨日のことのように想起されます。長い間、議論を呼んだ「その後のシェーン」も大人になるまで目を通したものです。今回は、名作シェーンを振り返ります。
シェーン:出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あらすじ:開拓地では、牧畜業者と農民との間で、いがみ合いが続いていた。南北戦争後に政府は西部開拓を積極的に進めるために、入植した農民が5年間耕作すると無償で一定の土地が得られる法律が作られて、農民が新しい土地に開墾に入るとそこに牧場主がいて、各地で争いが生じていた。
リアル背景:ジャック・シェーファーの小説の映画版。映画批評家のアンドレ・バザンは「sur-Western(新たな西部劇)」と位置づけ、興行的にも成功した。第26回アカデミー賞で撮影賞(カラー部門)を受賞。1993年にアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。
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