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放送:第百六十六回:壱・飽きるという能力

今回は短すぎて放送出来なかった興味深いトークを3本纏めてお届けいたします。

壱・飽きるという能力

【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)、相模泰生(サガミさん)

ビジネスの展示会で聴講したAIに関する研究者の言葉が興味深かったとマッチャン。それが「人間の凄い能力は飽きること」というもの。それは奇しくもセンセイが言った言葉でもあった。センセイは北大路魯山人の言葉を例に取り上げ、自身の体験から何事も飽きてからが第一歩だなと感じると語った。(2019年収録)

弐・伝統文化の保護

13分25秒辺りから:【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

展示会場での収録。伝統文化の分野では時代とのギャップがどうしても埋められない分野もあるとマッチャン。明らかに使われなくなった、言い換えれば用の美を持ち得なくなった分野の伝統文化はギャップが広がるばかりで失われる可能性は否めないと投げかける。ギャップを埋めることは果たして出来るのだろうかとの問にセンセイは出来ないと応える。伝統というのはやはり国家レベルの保護が必要だろうと。(2018年収録)

参・自分の後ろ姿

24分50秒辺りから:【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

ワグナーと若き皇帝の物語について談笑する二人。皇帝の悲惨な最後から自分の後ろ姿というのはわからないという話に。外から見て羨ましいと思える人ですら当人は必ずしもそう思っていないことがあるとマッチャン。センセイは、幸不幸というのは本人が精神的に安定しているかどうかにかかっている気がすると語る。最後は来客に応える野尻の声で収録は中断となった。(2018年収録)

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