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往復小説について

コンセプト

往復小説 は、往復書簡や返歌をコンセプトに、参加者同士で小説によるコミュニケーションをとろうという試みです。2017年に松里鳳煌が提唱しMASATO氏と共にスタート。2018年に開催された国際藝術文化協会の第二回展、藝文東京ビエンナーレ にて初めて発表しました。

小説コミュニケーション

起点になる小説が投げられ、読んで返事を書きたい参加者が小説を書きコミュニケーションをとります。返事は、読んで感じたもの、返事になりそうなもの、視点を得たもの、背景をなぞらえたもの、インスピレーションを得て着想したもの等、何かしらの影響を受けた背景をもち小説を書くことが条件となります。連続小説ではなく一話完結方式にして下さい。結果的に続く分には構いません。内容やジャンルが異なっていても構いません。私小説である必要はなく架空でも結構です。

参加者同士のあり方

会話による批判を基調としません。各作家の技術的な問題や、思想、視点、趣味嗜好に対して否定的な見解を参加者が執筆者へ述べることはご遠慮願います。(なお参加者以外の読者はこの限りではない)参加者は何かしらの伝えたい事は小説でアクションすることをお願いいたします。それが往復小説の基本です。

背景

小説が読まれなくなりつつあると感じます。実用書が跋扈し、人の心情を描写するような作品は理解されなくなりつつあると実感します。読んでも理解出来ない等の感想を多く耳にするようになりました。小説は「この発言はどういう意味だろう?」「作者は何を考えているだろう?」「どういう視点で書いている?」「なぜ書くに至った?」等、コミュニケーションにおける基本的な察しを自ずと強化します。現在は、より簡単に、より簡潔に、箇条書きが望まれ、察する能力は益々減る一方に思います。会話では困難でも、時間をかけて書ける、読める小説は察しを得ることに向いてる気がします。

メリット

  • 参加者の何れかに確実に読まれます。
  • 往復小説の公式サイトやfaecebookページに紹介されます。
  • 往復小説の公式サイトに作家のリンクが掲載されます。
  • メーリングリストに参加出来ます。
  • 将来的にオフ会も開催予定ですが参加は自由です。
  • 将来的に本に纏められる予定です。

デメリット

  • 拡散を一切望まない場合は不向きです。
  • 自己の世界観に踏み入られたく無い場合は不向きです。
  • 交流を望まない場合は不向きです。
  • 退会した場合でも作品は残り本にも掲載されます。
  • ペンネームの途中変更は可能ですが既存の投稿は修正されません。

執筆者紹介

執筆者は1グループ最大で5~8名を想定。現在本グループは3名。掛け持ちは可能。自身のWebサイトを必ずしも持つ必要はない。小説投稿サイトでも可。往復小説の統合サイトでのみの発表でも可能。

・松里鳳煌 https://hoko.yataiki.net/(当サイト)

・MASATO https://masato.yataiki.net/

・天外黙彊 https://mokkyo.hatenablog.com/(2019.8.22fr~)

往復小説への参加

常識の範囲内ですが、文字にすると次のような事が上げられます。

参加条件

・1年に1本以上、何かしら書ける方。

・公序良俗に反しない内容。

往復小説サイトに転載が許可出来る方。

・本に纏まれる際に掲載が許可出来る肩。

著作権

・各著作者自身がもつ。

・往復小説に関しては当コミュニティは出版権を持つ。

ジャンル

・アダルト小説、グロテスク過ぎる描写、18禁、二次創作を除く。

ブックカバー

・自ら撮影したもの、許諾を得たもの、購入等で権利を得たもの、著作権フリーのもの等を使用し、作者が責任をもつ。

参加希望

・当サイトの「お問い合わせ」にて「参加希望」を表明しご連絡をお待ち下さい。

お問い合わせ

退室条件

・申し出があった場合。

・連絡がつかない状態で3年間小説が上がらない場合。

・退出後も既存作品は残ります。

ゲスト参加

2020/9/15:ゲスト参加が可能になりました。公式メンバーとは幾つか異なります。

  • シリーズNoは付かない
  • 製本時に掲載されない
  • 作家のサイトはリンクされない
  • 自身が親記事を執筆し、後に削除を希望した場合、親小説は削除されますが、子記事に相当する小説はそのまま掲載されます。

表題のナンバリング

20190918改定

・#1~ 開始され返事がつくと #1-1 と繋がりを記す。

・#1-1 に返事を書いた場合は #1-1-1 となる。

・#1の小説に対して2人の返事がある場合は時系列に #1-1、#1-2 とつける。

・#1-2 へ向けて書くなら一人目は #1-2-1、二人目は #1-2-2。#1-2-1 へ返事を書くなら一人目は、#1-2-1-1、二人目は#1-2-1-2となる。

ゲストのナンバリング

20200915設置

・re と接頭語が付き、以下は同じ。#re となり返事がつくと #re-1 と繋がりを記す。